看護師の役職について
看護師は、病院の中でも一番人数が多い職種です。大病院ともなれば100人以上の看護師が働いているケースも少なくありません。
このため、看護師は組織として機能するために、いくつかの役職が設けられています。一般的には、看護部長、看護師長、主任、チームリーダーの役職があります。
看護部長
その病院に勤務している看護師全体のトップに立つ、総責任者です。看護師の働く環境を整えるだけでなく、病院全体のことに関して病院長や事務部門の責任者などと話し合うことも度々あります。
看護師長
内科病棟など、それぞれの科の看護師をまとめる責任者です。その病棟で働く看護師のスケジュールを組み立てたりなど、管理側としての仕事も多くなりますが、看護師からすれば一番の上司にあたります。看護師長を気が合うかどうかは、楽しき活き活きと働けるかどうかのポイントにもなり得るものです。
主任
新人看護師からすれば、最も頼りになる先輩だと言えるのが主任の看護師です。十分な経験と技術を見に付けた看護師が選ばれるもので、ナースステーションだけでなく病院においても頼りになる存在です。
また、他の看護師の相談に乗るだけではなく、看護師長の仕事をサポートすることもあります。
チームリーダー
一般的に、看護師はいくつかのチームを組んで患者さんの看護にあたります。チームリーダーはその時のキャプテンとしての役割を果たしており、1日の仕事の全体量を考慮して、各看護師に仕事を割り当てたり、細かく指示出しをしたりします。
チームリーダーは看護師長や主任のような肩書きとは違い、その時の状況に合わせて経験のある看護師が指名されます。
スポンサードリンク